vol.012 松原 朋子・龍治 玲奈

マイクロソフトコーポレーション  URL:http://www.microsoft.com/ja/jp/default.aspx

松原朋子
企業市民活動推進部 マネージャー

龍治玲奈
法務・政策企画統括本部 政策企画本部 渉外・社会貢献課長

前回までにマイクロソフトの社会貢献についてじっくり紹介してきました。最終回となる今回は、マイクロソフトが考えるパートナーシップについてご紹介いたします!NPO・NGOの方は必見かもしれません!どうぞ、お楽しみください!


今後、NPOなどの団体とのかかわりをどう考えていらっしゃいますか?

社会貢献部だけとの付き合いにとどまらず、他のチームがそこに入って協業するといい活動が広がりそう場合は、他のチームにも入ってもらってアドバイスなり、プロジェクトなりできることはやっていこうとしています。それは、今年度のNPO支援で既にやり始めています。一緒にプログラムをやらせて頂く弊社メンバーにはNPO出身のものもいて、ビシバシと言うので、うるさいかもしれませんね。しかし、そういうことで対話が進み、信頼構築がなされ、お互いが成長出来ればと思っています。私たちも勉強させていただきますし、私たちが企業として持っているノウハウもどんどん出させていただきます。

多くのCSR報告書などを見て疑問に思うのですが、パートナーシップに明確なゴールが設定されていないことがあると思うのですが、そういうものを設定されていますか?

パートナーシップのゴールは、多分個々に異なると思います。私たちの場合は、助成金プログラムの審査の際にどんなゴールでも構わないのですが、NPOの皆さまが、弊社の助成金を通じて達成すべきゴールを設定して頂いています。私たちは助成側として多くの応募団体様から今後先行事例となるような可能性のあるところを発掘していきたいという思いもありますので、助成先として決定した団体より一年後に「できませんでした」という訳にはいかないのです。「じゃあ、MSさんゴールどうしたほうがいいと思うんですか?」「何人に、何地域に展開すればいいんですか?」と質問をいただいても、逆にお応えしないようにしています。NPO団体のミッションですので、ご自身で設定して頂きます。勿論、設定して頂いたゴールに対して、このような方法をとれば、このような効果が有るかもしれません、ということアドバイスはさせて頂いています。しかし、繰り返しになりますが、まずはNPOご自身で自らゴールを立てていただくことを、このプログラムでやっています。ゴールが無いものは、推進もされないですし、お互い何を目指せばいいか分からないので、お互い合意したもので動いていくというスタイルをとっています。

それはいいことですよね。日本に足りていないというか、競争原理が無かったりだとか、全部助成金でやってくださいという団体が多いのは問題ですよね。

龍治氏
NPO法が設立して10年がたち、日本におけるNPOの数も飛躍的に増えて(99年には1,072団体・08年に3,6089・11/30現在)、一つの「市民セクター」が創出されるまでになりました。「官から民」へ、或いは「中央から地方へ」という日本の公的諸制度の転換期の中で、今後はNPOが政府・行政や企業と並ぶ社会の担い手として、一層活ご躍される事への大きな期待が有るように思います。今後、NPOが市民社会の中核として社会課題に取り組む「第三のセクター」としての影響力を持って頂ける事に対して、私達は大きな期待を持っています。今年も多くの魅力有る団体とのパートナーシップが実現出来る事を心から楽しみにしています。

Word of power

・NPOなどの団体と対話が進み、信頼構築がなされ、お互いが成長出来ればと思っています。
・多くの応募団体様から今後先行事例となるような可能性のあるところを発掘していきたいという思い

これでマイクロソフト社の記事全4回は終了となります。
長文にお付き合い頂き、ありがとうございました!

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