vol.028

 

CSR―企業価値を高める戦略―では、国内主要企業のCSRに関する取り組みを業種別に取り上げていきます。第5回目は日本のスーパーゼネコン5社の取り組みについて紹介します。


大成建設グループは、環境保全のみならず、ガバナンス、職場環境の改善、法令遵守、品質向上等へも積極的に取り組み、特に10年度は、6月に再構築した理念体系のうちCSRの基本方針となる「グループ行動指針」を、世界中のグループ社員に徹底。

鹿島では「社業の発展を通じて社会に貢献する」という経営理念に基づいて「CSRの枠組み」を定め、グループ全体でCSR 活動を進めている。 企業倫理と使命感に貫かれた誠実な企業として社会から信頼されるとともに、公共性の高い事業を通じて社会や顧客へ貢献していくことを目指す。

清水建設では、創業以来「論語と算盤」を経営の基本理念としてきたが、社会の要請に基づき、将来に向け建設業の特質を生かしたCSRを推進することが重要であるとの考え。そのため、CSRを事業と一体のものとして推進し、社会の変化に対応した改革と継続的に努力を行い、よき企業市民として積極的に社会活動に参画することを基本として、公正で透明な事業活動、社会やお客様の期待を超える価値の実現社会との共生を、三本の柱にして推進。

竹中工務店は創立以来、顧客の「想いをかたちに」することを通して、「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」ことを使命としてきた。時とともに社会環境は変化し、建築に求められる機能や価値も変化しているが、建築・都市を次の世代の人々も安心して、豊かに暮らせる場にしたいという自分たちの想いは変わらず、原点である「企業理念」を一人ひとりが胸に刻み、「品質経営」を推進し、社会のサステナビリティー(持続可能性)を実現することこそがCSRだと考える。

大林組は、優れた技術による誠実なものづくりや、地球環境への配慮などを通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを大林組基本理念に掲げている。建設事業などを通じて広く安全・安心を提供し、社会の進歩・発展に寄与することが、大林組が果たすべき社会的責任だと考える。この責任を果たすために、ステークホルダーとのコミュニケーションの充実を図り、期待や要請に応え、社会からの信頼度を高めていく。

Word of power

業種別CSR スーパーゼネコン

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