vol.040 室井 正博
伝統紅茶文化協会理事長 URL:http://city.linka.ne.jp/thetearoom/britishtrad/index.html
1950年8月19日 栃木県那須郡黒羽町の魚屋の長男として生まれる。
寅年,しし座, 身長169cm ,体重60Kg
英国出張中に伝統紅茶に出会い、故満谷さん(伝統紅茶文化協会創設者)と
スリランカにて英国がヴィクトリア時代に完成させた本来の紅茶を蘇えらせ
2001年に勤務していた航空機製造、運用支援会社を退社し
那須にTEAROOMをOPENさせ、現在協会の理事長として活動している。
こんにちは!テトルの藤澤 あすかです!!
今号は伝統紅茶文化協会の室井さんへのインタビュー(最終号)をお送りします。
以前、飛行機製造、整備会社に勤務していました。
たまたまイギリスの飛行機をあつかうことになり、渡英しました。
イギリスだから、紅茶が美味しいのだろうと期待していましたが、おいしくなかったのです。
ですが、イギリス人の家に招いていただいた時、伝統紅茶に出会ったのです。衝撃をうけましたね。
ミルクティーなのに牛乳の味がしない。紅茶の味が残る。紅茶のうまみをたのしむために、ミルクで渋みを消している。フランスは香りを楽しむ、日本や、イギリスは旨味を楽しむ。その共通性が感じられたのです。
たとえば、イギリスにサマーハウスというガーデンに八角形の建物があるが、
あれは茶室がオランダにわたり変化し、ポルトガルを解して、イギリスにわたったものなのです。
今興味あるのは、三段のケーキスタンド。
たどっていくと日本のお重箱にたどりつくのではないかと考えています。

今、イギリス、日本ともに外来のものに振り回されています。
しかし本当は自国の文化を守らなくてはいけない。
今、長生きしている人達は、今の物を食べていないからなのです。その人達が平均寿命をのばしているだけ。
今の人達はそんなに長生きできないと言われています。
とは言っても、われわれは今の食から逃げることは出来ません。
食文化が戦後、急激に変化しました。人類史上まれに見る速さです。
そこで生じた歪みがある。食は人間の一番重要な部分です。それをかえてしまった。
コーヒーのミルクに乳製品ははいっていないと言うと皆さん驚かれます。
あれはただ油を白濁させているだけ。乳製品が常温で売っているわけがないのです。
一歩下がればわかるものを、一歩さがろうとしないから。紅茶もそう。ブレンドするのは質が悪いから。ビクトリア時代のイギリスでは、お茶を混ぜることは禁止していたのです。
最初は年間安定した味を楽しむためにブレンドを始めたけれど、今は粗悪品をまぜて販売しています。
食の問題はひとりひとりが意識、認識をもつことで防がなくてはいけないと、私は思います。
スリランカは日本なんか比じゃなく、食の安全へのこだわりがすごいんです。
国をあげてオーガニックに移行しつつある。
ココナッツオイルのバイオ燃料、風力発電など、アドバイスや情報を送るようにしています。お茶をほとんどスリランカで栽培しているので、それの恩返しみたいなものですね。
●フランスは香りを楽しむ、日本や、イギリスは旨味を楽しむ
●本当は自国の文化を守らなくてはいけない
●一歩下がればわかるものを、一歩さがろうとしない
今回で「伝統紅茶文化協会」室井さんへのインタビュー(最終回)は以上になります。
次回もお楽しみに!
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Wrote 2009.01.13 << 前のインタービュー | 次のインタービュー >>