vol.111 中島 早苗

特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン副代表理事  URL:http://www.ftcj.com/index.html

学生時代よりNGO活動に関わる。
その後、アパレル会社勤務などを経験し
1997年米国NGOでインターン中にFree The Childrenの活動を知り、
1999年日本でフリー・ザ・チルドレン・ジャパンを立ち上げる。

こんにちは!テトル(インターン)熊坂 惟です!!
今号は、前号に引き続き特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン副代表理事・中島 早苗さんへのインタビュー(最終号)をお送りいたします。
最終号となる今号では、読者の方が簡単に参加できることとは、また中島さんのモットーをお話しいただきます。
それではお楽しみください!

                              

小さな事を大きな愛を持って取り組む

国内でのイベントというのは何かありますか。

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子どもサミットというのがあって、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの子ども理事が企画して、全国の子どもメンバーと繋がって問題を考える場を提供しています。活動の難しい点を話し合ったり、夏キャンプでは、メンバー以外の子どもたちでも国際問題に関心のある子たちが問題を学ぶことができました。
学んだだけではなく、そのあとどういうアクションプランを立てられるかということまでをリーダーシップトレーニングみたいな形で行っています。広島支部の子どもたちが企画した時は、原爆ドームに行って、被爆した方たちの話を聞くプログラムなど、広島ならではの企画もありました。その中のリーダーシップトレーニングだけは事務局から人を派遣しています。

こういった NPO NGOの取材活動していると、女性の方がとても多いのですが、それはどうしてだと思いますか?

一つは、男性は一家を支えて家族を持って養わなければいけないという考えが暗黙の了解としてあるように感じます。男の人も、アルバイトぐらいのお給料で社会問題をやっていきたいという熱いものがあっても親がうるさくいうかもしれないし、周りも心配したりしてなかなか活動しにくいのかもしれません。
でも女性なら、こういう活動をやっていても、社会的に白い目で見られない、頑張っているねと肯定的にとらえてくれる。逆ジェンダーの差別があると思いますね。 NGO でもトップは、男性の方が多いですが、中のスタッフは、女性が多いです。
子どもの場合は、圧倒的に女の子がこの問題に対して活動する人が多いですね。それはお給料を云々ではないわけですが、圧倒的に女の子が多いです。大学生になると、半々になりますが、中高生はとくにそうですね。

活動の中で誰でも簡単に参加できるような事としては何かありますか?

文通など交流プログラムがあって、途上国の支援先の子どもと文通をしながら支援をしていくというものがあります。参加費月1000円、1年単位で行います。この参加費は文通する子ども支援のプログラムに使われます。あとはフェアトレード商品(バック、ドライマンゴーなど)を販売しています。働く子どもたちをなくすためには、親が職業を得て自立する事が大切ですから、それを買っていただくことで、貧困の人の自立に繋がったり、利益が活動に繋がったりしますね。現在広報において力を入れているのは、紙媒体もそうですが、年500円の購読費でデータで情報をお届けするエコニュースレターです。

納得いかないことというと、どういったことでしょうか。

貧困は自己責任ではないと思っています。海外の人は助けようと思うのに日本のホームレスに対しては、全然違う見方をしている風潮があると思います。本人がギャンブルで負けたなら仕方がないとか、借金したから仕方がないとか、そういう見方がありますが貧困は自己責任ではなくて、もともとのスタートラインが違うのだと思います。もちろん有名な方で、事業で失敗してそういった状態に陥った人は、自分の計画の甘さでそうなってしまったということはあると思いますが、一般的に、そう考える風潮が嫌だなと思います。

モットーとしていることはありますか。

マザーテレサの言葉で、「問題をいっぺんには解決できないけれども、小さな事を大きな愛を持って取り組む」というのが私の好きな言葉ですね。

Word of power

●学んだだけではなく、そのあとどういうアクションプランを立るかのトレーニングを行う
●貧困は自己責任ではない
●小さな事を大きな愛を持って取り組む

今号で、三号に渡りお送りいたしましたフリー・ザ・チルドレン・ジャパン副代表理事・中島 早苗さんへのインタビュー(最終号)は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございます。いかがでしたか?
「子どもでもできるんだ」ではなく、「子どもだからできるんだ」という視点。とても大事ですね。次回もお楽しみに!!

今すぐできる「プチいいこと」!!

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