vol.141 原田謙介
学生団体ivote代表 URL:http://www.i-vote.jp/
1986年岡山県生まれ
小学校までを岡山県倉敷市で過ごす
愛媛県私立愛光中学入学。愛光高校入学。親元を離れ寮生活をしながら、サッカー部で運動に明け暮れる。寮長・体育祭実行委員長を経験
高校卒業後、大阪の河合塾梅田校で1年間の浪人生活
2006年 東京大学文科1類入学
民主党江田五月参議院議員事務所にてインターンを始め、政治を知り始める。
大学では、サッカーサークル・スペランツァFCの代表。1年生大会・東大リーグ等を運営する。
長期休暇のたびに、バックパッカーとして世界の国をうろうろ。バングラデシュ・ネパール・セルビア・マケドニア等入学以来15カ国を回る。
2008年4月 学生団体ivoteを設立。若者の投票率向上を目指し活動を始める。
ヘルニアでの長期療養のため、休学を経験。
現在東京大学法学部3年生
座右の銘:年中夢求
こんにちは。コーズの古川です。今回初めて私が取材から編集までを担当いたしました。最後までお付き合いいただけますと幸いです!
都議選がつい先日ありましたが、どうお考えですか?
全体的に投票率が上がったのはよかったと思います。もっとも前回がワースト2の低さだったからというのもありますが。20代がどうだったかはわからないから何とも言えませんが、投票率が上がったことはよかったと思います。 個人的にも新聞からコメントを求められたり、周りの友人も投票しに行ってくれたり、まずまずの手ごたえがありました。 衆議院選の前哨戦ととらえられたりしていますが、国との違いが分かりづらかったかな、という気はします。確かに政権交代がかかってたりしますが、東京都特有の議論というのがあってしかるべきなのに、あまり見られなかったのは残念です。
僕も始めて投票しに行ったのですが、あれ?って言うほど簡単でしたね。
そうそう。近くの小学校までいけば、5分もかからない。もうちょっと本人確認時間かけてもいいんじゃない?っていうくらい(笑)
投票行こうかな、どうしよ~かな~って迷って迷ってるほうが時間がもったいないくらい
そうそう。投票行こうよ。簡単だし。チョー早いし。
原田さんがivoteを始めたきっかけを教えてください。
初めは国会議員のインターンですね。別に政治家になりたいとか、そういうのではなく、権力の中枢を見てみたいという好奇心からやりました。それからちょっと政治学とかを勉強したりして。現場を見て、政治は大切だな、と感じました。 でも、若者は政治に興味がない。世代間格差とかの問題があっても、政治家も、テレビのコメンテーターも何も言わない。悔しかったですね。これはなんとかしないといけないなと思ってやっている団体を探しました。 確かに投票率あげようよ、といっている団体はありました。でも、なんかどれもまじめな感じで、とっつきずらい。もっと気楽に投票行こうよ、という団体はなくて、それなら自分でやってみるか、という感じで始めました。
No Reason iVote(理由なんていらない、投票しよう)というスローガンを掲げていますが、意地悪な言い方ですが、そんなんでほんとにいいんですか?
ええ。まず、目標は投票率の向上なんですね。もちろんベストは、全員が、自分のこととか日本のこととかの課題を考えて、それを任せるに足る政治家はだれかちゃんと考えて投票することです。これが理想。でもこれってむちゃくちゃ大変なんですよね。たぶん今日行くとかから変えていかなくてはならない。 そこで別のアプローチとして、まずは投票行こうぜ、投票行くのってかっこいいぜ、という雰囲気を作りたかったのです。まず、行く人を増やす。そのためにはハードルは低く低く。逆説的ですけど、投票すると決めたら、色々考えるようになって、No Reasonではなくなると思うんですよ。情報なんて手に入れようと思ったらいろいろあるじゃないですか。 No Reason iVoteというのはiVoteということで、逆説的ですが、No Reasonではありえなくなるのじゃないかな、という気持ちもあります。
商品のお試しみたいな感じですね。まずはとりあえず、ハードルの低いのから試す。
そうそう。
従来の投票率向上キャンペーンとはちょっと違った活動をされている原田さんですが、こういったことをしよう、というモチベーションはどこからやってくるのでしょうか。
モチベーションですか。。。悔しさですかね。政治に若者の意見が反映されていないことが悔しい。周りのみんなも投票しに行ってないのが悔しい。
なるほど。それが行動につながったのは?
今しかできない、というのですかね。30とか40になって、20代の投票率向上を呼び掛けるというのは。。。山手線内でCMをやっていたりして、あれはこれまでのダサい感じのよりもだいぶいい感じがしましたが、それでも、同じ20代の自分たちのほうが20代にアプローチしやすいのではないかな、と感じました。
個人的にすごく興味があるのですが、ivoteというこの活動の、最初の一歩は何だったのでしょう。若者の投票率が低いことはほとんどすべての人が知っていて、問題に思っている人もたくさんいると思いますが、原田さんみたいに行動に移している人って、そんなにいないわけじゃないですか。なにが最初の一歩だったのでしょうか。

ん~。そうですね。まず、今の団体のメンバーとインターンをやっているときに知り合ったというのが大きいですね。こいつらとだったら何か面白いことができそう、という感じがしました。あと、オバマ。アメリカでできるのに、日本でできないって、そんなわけない、と。あとは後期高齢者問題。難しい問題ですが。野党もマスコミも老人切り捨ての悪法悪法と言っていましたよね。僕もあれが良い法律だったかといわれると何とも言えませんが、すくなくとも、あの背景には、少子高齢化が進んで、このままの制度だとやっていけなくなる、というのがあったはずです。そこの議論が全くなかった。これはおかしいのではないかと。
いくつかの理由が重なっていた。
そうですね。メンバー、オバマ、後期高齢者問題。
なるほど。最後に、衆議院選挙までの活動予定と、読者の皆様へのメッセージをお願いします。
はい。まず、衆議院選挙までですが、これまで通りいろんな団体にアプローチして、呼びかけをしていこうと思います。あと、全国一斉ビラ配りというか、軽い感じでパレードをしたりすることを企画しています。大阪のメンバーとも話しながら。人目につくことをやっていこうかな、と。
メッセージですか。。。
「投票行きましょう!」
できれば周りも巻き込んで。話すのもいいし、blogやmixiに書くのもいいし。
あと、メールプロジェクトにもぜひ登録してください!
(注:メールプロジェクトとは、登録しておくと設定された日日にリマインダーメールが届くというプロジェクトです)
ありがとうございました。
●投票すると決めたら、色々考えるようになって、No Reasonではなくなると思う
●同じ20代の自分たちのほうが20代にアプローチしやすいのではないか
●こいつらとだったら何か面白いことができそう、という感じ
学生団体ivote代表、原田謙介氏へのインタビューは以上になります。
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Wrote 2009.09.06 << 前のインタービュー | 次のインタービュー >>