vol.023 山口 誠史

(特活)シェア=国際保健協力市民の会事務局長  URL:http://share.or.jp/index2.html

山口誠史(やまぐちまさし)
(特活)シェア=国際保健協力市民の会 事務局長 ( http://share.or.jp )

1956年埼玉県生まれ。
6年間のサラリーマン生活の後、
1985年に(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)のボランティアとして
東アフリカのソマリアへ赴任し、約2年間難民救援プロジェクトに従事。
その後、JVCの神奈川事務所長、カンボジア現地代表、
東京本部経理総務担当などを歴任。
2001年からは、保健医療専門のNGOである
(特活)シェア=国際保健協力市民の会に移籍し、
事務局長として組織運営及びプロジェクト全体を統括する。
現職の他、開発協力NGOのネットワークである国際協力NGOセンター(JANIC)理事
NGO-労働組合国際協働フォーラム企画委員など。

こんにちは!テトル(インターン)の熊坂 惟です!! 
病気になったら病院に通えばいい
病気になったら薬を買えばいい
当たり前のことだと思いましたか?
世界には下痢が原因で亡くなる子供たちがいることを知っていましたか?
今回はサラリーマンからNGOの世界に飛び込んで二十三年間走り続けてきた男性とその団体の物語
みなさんも少しだけアンテナを張ってみてはいかがでしょうか?
号はシェア=国際保健協力市民の会山口さんへのインタビュー(第一号)をお送りいたします。

                                           

適正技術で住民の健康を守ろう

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シェア=国際保健協力市民の会(以下、シェア)は保健医療専門のNGOです。会員、役員も医療関係者が多いです。海外および日本国内での健康を守る活動を行っています。
具体的に言いますと、途上国でHIV感染者/エイズ患者のケアや予防啓発ですとか、母子保健、保健教育活動などを行っています。
一般的に途上国の農村などでは、医療へのアクセスが悪いので、まずは自分の身を自分で守る、病気にならないように気をつけた方が、病気になってからどう治療するかというよりも大事になってきますので、予防のための教育、衛生概念を伝えるという事をしています。
日本国内でも活動しており、在日外国人の方を対象に無料健康相談会を行うですとか、結核になった外国人の方が医療機関に行く際の通訳を派遣しています。言語も十種類くらいあります。
それらは、外国人の方がきちんとした療養を受けられるということを目的にやっています。

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一番の活動の目的は、われわれの理念でもありますが、すべての人が健康に(心身ともに)暮らせる社会を実現するということです。
そのために私たちができること、それは医療NGOですが直接治療するのではなく、住民が自分たちで健康になることを側面から支援しています。
人々が健康になるためにお手伝いをするというのが私たちの仕事です。
たとえば、途上国の子どもたちの亡くなる一番の原因は下痢です。
下痢による脱水症状、下痢によって体力が落ち、肺炎などにかかるのです。
途上国の場合は、衛生環境が悪くて下痢になるんです。下痢によって亡くなる子どもが世界では年間2百万人以上いるのです。
トイレと井戸が近くにあるためにトイレの水が井戸に流れてしまい、その水を飲んでしまっているですとか、手洗いをしないために体に病原菌が入ってしまうですとか、そういったごく簡単な、安全な水、トイレの問題、手洗いだけで、かなり多くの子どもたちが救われます。
予防をした方が効率がいいですし、何よりも苦しまなくて済む訳ですから。
日本だったら病気になっても病院はいくらでもあります。
しかし、途上国の場合は病院に行くだけで二時間三時間かかってしまいますし、乏しいお金の中から医療費を払うのは簡単なことではありません。
簡単な予防をする事で、病院に通わなくても済みますし、家計を切り詰めなくて済みます。

シェアは今年で設立二十五年を迎えました。
もとは、国際保健を目指す医師や看護師でつくった団体ですが、当初から理念に住民主体でそこにあるものを使って、できるだけ適正技術で住民の健康を守ろうというのがあって、つまり予防の概念が重要というメッセージが込められていました。

先進国から高度な技術だとかを現地に入れるのではなくて、まずは住民たちが自分たちでマネージメントできる技術、知識をつかって予防しようと言うのが基本にあります。

Word of power

●すべての人が健康に(心身ともに)暮らせる社会を実現する
●人々が健康になるためにお手伝いをする
●予防の概念が重要というメッセージ

シェア山口さんへのインタビュー(第一回)は以上になります。
次回もお楽しみに!

今すぐできる「プチいいこと」!!

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