vol.045 宮秋道男

特定非営利法人アジアンロード理事長  URL:http://www.asianroad.org/

1987年 中国・大連に語学留学(1年間)  
91年~99年:東久留米市議会議員  
93年 中国・大連より「障害者と福祉の交流」団(団長・張書恵大連市副市長)を
初招待し、都知事に表敬訪問のほか、都内での交流をもつ。
その後も毎年、中国との交流を続ける。
96年 中国大連市障害者連合会より「海外名誉理事」に就任。  
99年 アジアとの非営利の交流団体・NPO法人アジアンロードを設立し理事長に就任。
2006年 社会福祉士(ソーシャルワーカー)、
精神保健福祉士(精神科ソーシャルワーカー)の国家資格取得。  
08年 日本社会事業大学博士前期課程卒業。

こんにちは!テトル(インターン)の熊坂です。
今号は、特定非営利活動法人アジアンロード、宮秋さんへのインタビュー(第二号)をお送りします。

                                   

純粋に楽しめればいいと思います

 

私が間に立ってコーディネートすればもっとその人の良さや、その国の良さが伝えられると思いました。
実際私は楽しんでいましたし。
アジアに行けば行くほど、自分たち日本人の優位性を確信して終わってしまうという構造は絶対に良くないと思います。
そうではなく、垣根を越えて、国という色眼鏡で見ることなく純粋に楽しめればいいと思います。それを交流を通じて実現できればというのが大きな目的としてあります。

国のイメージによって交流が阻害されてしまうのはおかしい

二、三年前に日本代表が北朝鮮とサッカーの試合を行いました。
北朝鮮のイメージってなんとなく怖くありませんか?
当然日本人は日本を応援します。私はその時、日本が大好きで、日本人と変わらないくらい上手に日本語を話す韓国人の留学生先生に、サッカーの試合はどっちを応援するのか聞いてみました。
すると、「当たり前じゃないですか、北朝鮮ですよ!」との返事おっしゃいました。
あれほど、日本びいきの方が日本ではなく、北朝鮮を応援するとは、正直、少し意外でした。
あとで振り返ると、もしかしたら自分は色眼鏡で北朝鮮のことを見ていたのかもしれないと思いました。
また、われわれ日本人がそういう感覚に自然となっていたのかもしれないと。
純粋にスポーツの試合として観るのではなく、なんとなく政治的な視点から観てしまっているというような。
こういった話もアジアンロードではみんなとの会話の中で自然に話します。

国のイメージによって交流が阻害されてしまうのはおかしいと思うんです。
だから活動を通して、そうではないということを言っているわけです。本当の友達付き合いをしようと。
それを通じて、最終的には世の中が平和になればいいなと思っています。

ぼくは中国病になりました

 
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留学前は中国好きでもなんでもありませんでした。
中国の現代演劇"話劇"をやっていて、今は大学の教授をしている友人がいまして、彼に連れて行ってもらったのが始まりです。
彼の大学への就職祝いの飲み会で中国に連れて行ってくれと言ったら、本当に連れて行ってくれました。
 彼はちょっと変わったやつでしたので、現地の友人たちを紹介してくれたり、彼らの家庭にお邪魔したりしました。
その出会いのおかげで病みつきになってしまいました。当時、「ぼくは中国病になりました。チャイナホリックになりました」と日本のみんなに言いました。
そのころ私は雑誌の編集をしていたので、私はこれからは中国でいきますと宣言しました(笑)
最終的に、「これは中国系の雑誌じゃないぞ」と編集長に言われてしまいました(笑)
それが昂じて、留学してしまいました。三五歳の時です。
休職扱いにしてもらって一年間行きました。ただ、戻ってきてからも全然ふつうの生活に戻れませんでした(笑)

Word of power

●垣根を越えて、国という色眼鏡で見ることなく
●最終的には世の中が平和に
●留学前は中国好きでもなんでもありませんでした

「アジアンロード」宮秋さんへのインタビュー(第二回)は以上になります。
次回もお楽しみに!

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