vol.068 栗原 寛

GLOBE PROJECT代表  URL:http://globe-project.jp/

こんにちは!テトル(インターン)の熊坂 惟です。
今号は、前号に引き続き「GLOBE PROJECT(グローブ・プロジェクト)」栗原 寛さんへのインタビュー(最終号)です。
スポーツとは、「情熱の薔薇」だとおっしゃっていた栗原さん。
最終号となる今号では、まさに情熱を持って活動している栗原さんの思い、ビジョンを熱く語っていただきます。
それではお楽しみください!!

スポーツをやりたいのにできない人がいる

サッカーをやってきて良かったと思った時はどんな時ですか?

外国人と話す時、サッカーの話をしたらだいたいみんな喜びますし、話が盛り上がりますね。ヨーロッパの人とか特に。

一緒にサッカーをやったりもしますか?

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そうですね。以前カンボジアに10日間行ったのですが、移動を除いた日は全部ストリートサッカーをやっていました。たまたま通った公園とかで。
カンボジアは、夕方になると涼しくなってきます。そうすると公園にボールを蹴っている人たちが自然と集まってきて。
私はカバンにボールをぶら下げて歩いていたので、大抵向こうから寄ってきてくれました。
そうでなくても、自分から話しかけて。そうするとすぐ一緒にやることができました。
それで日が沈んだら飲みに連れて行ってくれたりしました。
そんな時、サッカーやってて良かったなって思います。

個人的に、活動を通して実現したい思いはありますか?

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大きいことになってしまいますが、やっぱりスポーツをやりたいのにできない人がいるということが、問題意識です。
今やっているのは地雷除去ですが、それは地雷が埋まっているからサッカーする場所がないとか、地雷の被害に遭ってしまってできないとか、それを解決したいと思いがまずあります。
ただそれは地雷だけではないですし、いろいろな問題が世界にはあります。
サッカーにもこだわっているわけではなく、サッカーやスポーツに象徴される、人と人の幸せをつなぐ場を奪われる現実をできる限りなくしたいという想いが強くあります。

今後のプランは?

もっといろんな人に参加してもらいたいです。まったくこれまで無関心だった人にも。
私自身、活動を始めるまではカンボジアのことをあまり身近に思っていませんでしたし、自分ができることを考えたり、行動したりということもありませんでした。
私みたいに、スポーツ好きな人にとってこのプロジェクトは、すごく響くものがあるなと実感しています。
その人たちが考えるきっかけを確実に作れていると思うので、今後はさらにそれを広げていきたいです。
そのために、これまでなかった女子だけのカテゴリーを作ったりもしています。私は「オーバー60」っていう大会をやってみたいなとか思っています。

想像には距離も時間も関係ない

誰にでもできる社会貢献とは?

知ることが一番ですかね。カンボジアのことにしても、知らないとか、遠いというのが誰もが感じることなので。
われわれ自身、いまだに分らないことだらけですし。
あとは、想像することだと思います。
実際に現地に行っても、地雷がどこに埋まっているか全く分らないんです。でも、「これがどういうことなのか?」とか、「この中で暮らすとどうなるのか?」とか、現地に行っても想像している自分がいました。
想像には距離も時間も関係なく、カンボジアも、すぐ行けるので。頭の中で。
逆に近くにいても全く想像力が働いてなければ、すごく遠くの存在になりかねないのだと感じました。
そして私たちの活動が、カンボジアに行ったことがない人たちが現地を想像する時の手助けになればと思います。
それは写真かもしれないし、サッカーかもしれないし、私の話かもしれない。
地雷処理をしているのも、地雷を埋めたのも、すべて人間がやったことなのです。
自分はそんなの関係ないなんてことは少なくとも私は思いたくないです。
私だってもしかして環境が違えば埋めていたかもしれないですし。
想像力がなくなり、思考が止まることが一番怖いです。

Word of power

●人と人の幸せをつなぐ場を奪われる現実をできる限りなくしたい
●考えるきっかけを確実に作れていると思う
●想像力がなくなり、思考が止まることが一番怖い

今号で「グローブ・プロジェクト」栗原 寛さんへのインタビューは以上になります!いかがでしたか?グローブ・プロジェクトは学生たちが活動している団体です。しかし、同じフィールドに立てば、学生も社会人も関係なく、みんなプロフェッショナルなんだ。そうでなくてはいけないんだ。彼のそんな思いが伝わってくるインタビューでした。「イマドキの若者は、、、」カッコイイ!近い将来みんながそう言う世の中になるかもしれませんね。次回もお楽しみに!!

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