vol.076 渡邉 清孝
(特活)ハンガー・フリー・ワールド事務局長 URL:http://www.hungerfree.net/
1967年11月 宮城県生まれ。
1990年3月 東北学院大学工学部応用物理学科卒業
1993年3月 宮城日本電気株式会社退社
1993年3月 (特活)ハンガー・フリー・ワールドに入職。
ファンドレーザーとして、800社以上の企業・団体を訪問し、様々な社会貢献プログラムを提案・展開してきた。
2002年6月 事務局長に至る。NPO/NGOのファンドレイジングや組織運営、危機管理研修などの講師も務める。
こんにちは!テトル(インターン)の熊坂 惟です!!
今号は前号に引き続き「(特活)ハンガー・フリー・ワールド」事務局長・渡邉 清孝さんへのインタビュー(第二号)をお送りいたします。
第二号となる今号では、団体としての今後の展望、企業との協働のあり方についてお話いただきます。
それではお楽しみください!
団体の今後の展望をお話いただけますか?

我々のミッションは、飢餓を終わらせることです。
そのうえで、2年程前から飢餓問題の伝え方の戦略を転換しました。それまでも飢餓問題を十分伝えてきましたが、皆さんピンとこないというか飢餓の経験がないのでリアリティがないのですね。
日本人は生まれたときから、当たり前のように食にアクセスできるから、食べられるありがたさを実感できないわけです。
なので、食べることの大切さ、楽しさを多くの人に実感してもらい、それを世界の人と分かち合ってみようということを訴えています。
自分が楽しいことをより多くの人と分かち合おう、という伝え方に切り替えています。
そのため、支援への参加方法も変えてきました。以前は会員制度しかありませんでしたが、食べる大切さをいかに組織や企業と結びつけて、メッセージを発信し、賛同してもらって支援に参加してもらうか、というところですね。
開発とかボランティアに興味のある人だけではなく、食に関する分野の人たちと連携しながら活動していくことを考えています。
企業との連携は昔からあったのでしょうか?
企業の社会貢献活動の課題は、社員のボランティア参加の機会が少ないということです。どうすれば社員の意識啓発ができるかということが鍵になります。
私たちが飢餓の話をいくら真面目にしても、あまり興味を持ってもらえません。なので、活動国の食べ物を切り口として、そこから知ってもらおうと考えました。
現在、企業の昼休みにチャリティバングラデシュカレーパーティなど行っています。
協賛は割と昔からありましたが、協働という形になったのはここ2,3年ですね。消費連動型の募金として、商品の売り上げの一部を寄付していただいています。
商品に込められたメッセージを通じて、日本の消費者の行動パターンが変わればいいですね。
企業と NGO の協働で最終的に目指すところは、単に売り上げの一部を寄付するのではなく、私たちの生活スタイルが変わっていくこと。製品を通じて、そういった意識変革ができればと思っています。
なぜ企業は御団体と協働したいと思うのでしょうか?
社員が楽しみながらできるというプログラムのクオリティが要因としてあると思います。
後は、信頼性・信憑性という所があると思いますね。
ボランティアの方たちがモチベーションを保つことができるのはなぜでしょうか?
楽しいからでしょうね。作業もそうですし、企画段階から関わることもありますから。ボランティアの方の主体性を活かせていると思います。
後は、結果をきちんと伝えていることでしょうね。やっていても、満足感・達成感がないと継続できませんからね。
●我々のミッションは、飢餓を終わらせること
●どうすれば社員の意識啓発ができるかということが鍵
●商品に込められたメッセージを通じて、日本の消費者の行動パターンが変わればいい
「(特活)ハンガー・フリー・ワールド」渡邉 清孝さんへのインタビュー(第二号)は以上になります!次回もお楽しみに!!
一緒に社会起業家メルマガを社会に提供しませんか!?
現在Granmaでは共にこのメールマガジン事業を推進するスタッフを募集しております!!我こそはと思われる方、
ぜひ一度、コーヒーでも飲みながらソーシャルなお話などしてみませんか?
お問い合わせ先はこちらから!!皆様からの熱いお便りお待ちしております!!
Wrote 2009.02.26 << 前のインタービュー | 次のインタービュー >>