vol.082 中込 祥高

認定NPO法人JHP・学校をつくる会 事務局次長  URL:http://www.jhp.or.jp/

1973年埼玉県生まれ。
大東文化大学在学中にJHPのボランティア活動に参加。
卒業後、97年4月より同会東京事務所スタッフとなり、海外プロジェクト の国内担当ほか事務局全般業務に携わる。
現在事務局次長。
97年9月~2005年9月までは、地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)運営委員を務める。

こんにちは!テトル(インターン)の熊坂 惟です!!
今号は前号に引き続き、「認定NPO法人JHP・学校をつくる会」事務局次長・中込 祥高さんへのインタビューをお送りいたします。
第二号となる今号では、日本の若者を派遣することへのこだわりをお話しいただきます。それではお楽しみください!

学校を建設するとは

                    

一棟建てるのにどのくらいの費用がかかるのですか?

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一棟建てるのに、650~700万円くらいですね。5教室程度で、机・椅子・黒板・トイレを含めて。
資金を募るには、新聞、雑誌での広報が多いですが、何よりも小山内が講演会やマスコミを通じて発信するメッセージと、それに共感した人たちからの問い合わせに対し、事務局員が話を繋げていき、信頼をより深めていくというのが主な流れになっています。収入の8割くらいが寄付で賄われています。

会員さんはどのような方が多いですか?

60歳以上の世代の女性が多いと思います。後は学生を派遣し続けているので、学生や20、30代の社会人も多いですね。

将来の日本のためにも

学生の派遣に関してもう少しお聞きしたいです。

学生に関しては、1ヶ月間で13万円くらいの負担で済むように、団体が補助を出しています。
ただ、「学生を派遣費を補助する分でカンボジアに1年1棟の学校が建ってしまう」という声ありますね。
「カンボジアのこどもに学校を1校つくるのと、日本の若者たちを毎年派遣すると、どっちが大切なのか」と。

なるほど。何とお答えするのですか?

どちらも大切ですが、JHPとしては、学生を1年間に約50人カンボジアに送る費用を負担するほうが将来の日本のためになると考えています。
設立当時は、学生ボランティアのことを物見遊山と否定的な目で見られたこともあったようです。
学生を派遣することで、学生自身が異文化での生活から何か力強い物を得たり、途上国から様々なものを学んで帰るのではないかと思うのです。
彼らが将来、地域で活躍できる人材になるに違いないと、将来を見据えた上で派遣しています。
企業に入り、自身の会社の社会貢献制度を活かして、現在JHP事務局と上手く連動させている元学生ボランティアもいます。社会に出てからもその繋がりは続くのです。

たくさんの学生が集まってきますか?

最近は、大学内に国際ボランティアのサークルが増えているようです。そうなるとわざわざJHPに来なくても身近な所で活動ができるわけです。喜ばしいことではありますが、複雑な気持ちですね。
JHPに集うボランティアの数も少し減っているのも悩みの種です。

そこが一つ大きな課題でもありますか?

そうですね。あとは、NGO、NPOで働ける人たちがもっと増えればいいなと思いますね。
ボランティアとして関わる人は多いけど、職員を雇うNGO団体側の受け皿は残念ながらまだまだ小さいですよね。
スキルが高い人はたくさんいると思うので、私たちも努力して、正規職員の数を増やしていきたいですね。

Word of power

●学校を1校つくるのと、日本の若者たちを毎年派遣すると、どっちが大切なのか
●地域で活躍できる人材になるに違いないと、将来を見据えた上で派遣しています
●職員を雇うNGO団体側の受け皿は残念ながらまだまだ小さい

「認定NPO法人JHP・学校をつくる会」中込 祥高さんへのインタビュー(第二号)は以上になります!次回もお楽しみに!!

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