vol.085 斉藤 龍一郎
(特活)アフリカ日本協議会・事務局長 URL:http://www.ajf.gr.jp/
1955年 生まれ
1979年 大学祭にやってきたCP(脳性マヒ)者と親しくなる
1980年 障害児・金井康治君の転校実現運動に参加
1984年 人権図書を扱う解放書店に就職
1990年 アパルトヘイト否!国際美術展下町展実行委員会に参加
1993年 七三一部隊展東京東部展実行委員会に参加
1994年 アフリカ日本協議会(AJF)に入会
2000年 障害学研究会参加
2000年 AJF幹事および事務局長になる
2004年 解放書店を退職。AJF職員に
現在に至る
こんにちは!テトル(インターン)の熊坂 惟です!!
今号は、前号に引き続き「(特活)アフリカ日本協議会」事務局長・斉藤 龍一郎さんへのインタビューです。
第二号となる今号では、会の多岐にわたる活動、NGO間のネットワークのあり方についてお話しいただきます。
それではお楽しみください!
他にどのような活動がありますか?
2001年から積極的に情報提供活動を行っています。メールマガジンを使って、アフリカの課題が見えるような情報を定期的に提供しています。
それをベースに課題が共有された所で、実際に課題に取り組むための方法論や、具体的なお金の使い方についての意見・見解が作られていく仕組みです。
重要なのは、問題意識を持った人々の中で、さらに議論し煮詰めていく作業です。
国際社会の中においても、日本の役割をきちんと果たしていかなければなりません。日本の団体もきちんと意見を示すべきだということで、我々はアドボカシーのつなぎ手の役割を担っています。
例えば、2006年に国連エイズ総会の総会があったのですが、それに向けて行政・NGOが集まって情報交換をし、問題意識を整理するという機会を持ちました。
その記録をwebに掲載していますので、ご覧になっていただけると良いと思います。
こういった活動が現場での効果的な活動を生み出すベースとして、今後一層必要になってくると思います。
活動の中での改善、今後の課題は何ですか?
我々の取り組みは、「道を作ること」だと感じています。道さえできれば、後から続く人たちがそこを踏み固め、定着していく訳ですよね。
一番大変な作業は、その「道」=前例を作ることです。最初の一歩をやらなければならないという場面は今後もたくさんあると思います。
他のNGOとの連携はありますか?
問題意識を共有したところでまず、議論する場ができますよね。そこで情報共有の仕組みや枠組みがある程度見えてきます。
そこから先の課題は二つあります。一つは、互いの良い所を学びあう機会をつくるということです。もう一つは、一団体では取り組めない事に対し、連携の仕組みをつくり出すということですね。何はともあれ、そういった機会、場を作っていかなければならないと思います。
NGOとの連携で苦労することはありますか?
国際会議のように、具体的な目標があると多くのNGOが集まります。ところが、集まったはいいけれど、それで何か効果的な活動ができるかというと、そこがまた難しい。
例えば、洞爺湖のG8サミットに向けたNGOフォーラムでは、環境・貧困開発・人権の3ユニットに分かれて取り組みました。ユニットごとには、説得力のあるアピールももちろんありました。
ですが、全体で120団体近くNGOが集まって行われた、ユニットが出した問題意識をベースとした具体的議論、課題共有、といった場面ではあまり上手く働かなかったのではと感じています。
●重要なのは、問題意識を持った人々の中で、さらに議論し煮詰めていく作業
●日本の団体もきちんと意見を示すべき
●我々の取り組みは、「道を作ること」だと感じています
「(特活)アフリカ日本協議会」斉藤 龍一郎さんへのインタビュー(第二号)は以上になります!次回もお楽しみに!!
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Wrote 2009.01.31 << 前のインタービュー | 次のインタービュー >>