vol.090 石井澄江/塩田恭子
JOICFP(家族計画国際協力財団)事務局長/広報アドボカシーグループ アシスタントプログラムオフィサー URL:http://www.joicfp.or.jp/jpn/
石井澄江(いしい すみえ)
1975年よりジョイセフの活動に携わる。フィールドでの経験を活かし、アドボカシー(政策提言)で中心的な役割を果たす。
2003年より事務局長を務めている。ベトナムに単身赴任した経験あり。夫一人、娘一人の三人家族。
塩田恭子(しおた きょうこ)
2006年からジョイセフ職員として広報アドボカシー業務に携わる。大学では国際関係、アメリカの大学院で教育開発を学んできた。海外のNGOや国際機関との関係強化、国内での広報活動/政策提言に努める。
こんにちは!テトル(インターン)の熊坂 惟です!!
今号は前号に引き続き「JOICFP(家族計画国際協力財団)」事務局長・石井さん、広報アドボカシーグループ・塩田さんへのインタビュー(最終号)をお送りいたします。
最終号となる今号では、石井さんの思う誰にでもできる簡単な社会貢献をお話しいただき、最後にお二人のモットーを語っていただきます!
それではお楽しみください!
石井氏:いつもみんなにいうのは、途上国だからかわいそうとか、途上国だから遅れているとか、これだけは言って欲しくないです。
途上国の人のほうがはるかにすぐれていて、いいものをたくさん持っている場合だってあるわけですよ。例えば家族の思いやりとか、人と人との繋がりとか、いろんな意味で我々が逆に学ばなければいけないことが沢山あるんですね。
途上国は途上国なりの喜怒哀楽があります。だから単に途上国がかわいそうだからと、上から下に見るようなかたちでの協力だけは絶対したくないです。
お互いに良くならなければ、絶対に良くならないと思うので。
あなたが簡単にできる社会貢献、というのはどんなことだと思いますか。
石井氏:一つは、地球市民としての自覚を持つこと。日本は食料自給率40%を切っていて、今は、食の安全とか何とか言っていますけれど、こうやって状況が悪くなってくると、出てくるのは二者択一の議論なんですよ。
国内がこんなに大変なのになぜ途上国のことを、みたいな二者択一的な言い方をする方が多いんですね。だけど、日本が今、単独で生きていける世の中ではないんです。
自分で自分を支えるわけだけど、自分だって、支えられているんだという意識を持ってくださることが、我々の仕事に協力していただける第一歩じゃないかと思います。
日本の教育では、地球市民としての意識をもたせるような事を
全然してこないので間違っているなと思うんですけれどね。
そういう意識を一度もたれれば、これだけ情報がある世の中ですから、その中でじゃあ自分が一番やりたい、興味を持つことはなんだろう、と考える。意識です、そこから始まるかな。
最後に、お二人の座右の銘、またはモットーを教えてください。
石井氏:誠実でありたい、誰に対しても誠実でありたい。
誠実そうですよね。
石井氏:そうじゃないかもしれませんよ。
全員:(笑)
石井氏:だっていろんな戦略やなんか考えなきゃ。だからそういうときには、いろんなこと考えますけど、一番基本はすべてのものに誠実でありたいと思います。
塩田氏:私は笑う門には福来る、がずっと座右の銘で。どんなに苦しいことがあっても、笑っていれば、道は開けるだろうと思っています。
●途上国だからかわいそうとか、途上国だから遅れているとか、これだけは言って欲しくない
●自分が一番やりたい、興味を持つことはなんだろう、と考える
●どんなに苦しいことがあっても、笑っていれば、道は開ける
今号で「JOICFP(家族計画国際協力財団)」石井さん、塩田さんへのインタビューは以上になります!最後までお読みいただきありがとうございました!国際協力において、石井さんのような方々が「道」をつくってきたからこそ、塩田さんのような若い世代の人材が活躍できるのだと思います。次回もお楽しみに!!
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Wrote 2009.02.16 << 前のインタービュー | 次のインタービュー >>