vol.149
アラハタ世代と呼ばれる学生たちと、
アラサー世代と呼ばれる若い人たちを
対象にして、開講した「カタリバ大学」。
「今と未来の教育!労働!地域!政治!」を掲げて、
毎回さまざまな現場で活動する人を講師に迎えて、
熱い講義が展開されています。
学長は、旧文部省時代に「ゆとり教育」を推進し、現在は京都造形芸術大学の寺脇研さん、
コーディネーターは、NPOカタリバ代表理事の今村久美さん。
2010年2月12日は、病時保育で知られる
NPO法人フローレンスの駒崎弘樹さんを迎えて、
「社会的企業は『新しい公共』を担いうるのか?」と題して、熱い講義が展開されました。
この日は、寺脇学長の進行のもと、駒崎さんのほか、内閣官房副長官の松井孝治さん、
元厚労省副参事官の河幹夫さん、さらにカタリバ大の副学長である鈴木寛文部科学副大臣も途中から参加しました。
中央に講師たちが座る机の島があり、
それを囲むような形で、受講者たちの机と席が用意
されており、まずは受講者たちが3人1組程度になった自己紹介。
参加者が学生、社会人、また教育関係者などが中心で、
すでに何度も参加しているリピーターの方たちが多いのも特長。
寺脇学長は「わからないことがあったら、恥ずかしいことではないので、
途中でも良いから質問を・・・」と常に、会場を巻き込みながら、
一方的に終わることなく、双方向を意識した講義が展開していきます。
今回、駒崎さんからは・・・・
・小さな政府でなりゆく中、社会的課題解決の担い手としての社会的企業
・潜在力があるにもかかわらず担い手が少なすぎる
・社会事業法人を設立し、事業型NPOを増やし、既存企業の社会事業への参入を促す
といった政策提言がなされ、行政の下請けから、「新しい公共」の担い手としての
社会的企業の必要性をアピールしていました。
現場だけでなく、大学での議論の状況は、Twitter上でもライブで同時進行で中継され、
「#kuniv」のタグを入れると、誰でも参加できようにしており、当日もさまざまな意見が飛び交い、
講師も手元のモバイルで確認しつつ、講義を進めていました。
特に当日、面白かったのは、実際に現内閣の閣僚が同じ地平で、
議論に加わっていたことでした。さらにさまざまなバックボーンを持った人たちが、
あの場においては、同じ地平で議論を深めていくことが、
カタリバ大学の魅力なのだとも感じました。 (R・A)
授業料 カタリバ大学学生 学生1000円/社会人2000円
聴講生(一般)学生3000円/社会人4000円
※カタリバ大学の収入は公立高校の生徒に対するキャリア学習の授業に活用。
・カタリバ大学の学生になるためには、
別途入学金として5000円(教科書代込み)
(NPOカタリバ会員は、入学金1500円)
・授業料が一回あたり2000円安くなるため、
2回以上講義に参加される場合は、入学がおすすめとのこと。
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Wrote 2010.03.12 << 前のインタービュー | 次のインタービュー >>