vol.017

野村證券の社会貢献型投資


野村證券は、投資家が金融商品の購入を通じて環境問題の解決に貢献できる、グリーンIFC債を11年2月16日から国内の個人投資家向けに販売する。世界銀行グループのメンバーであるIFCは、開発途上国の貧困削減や環境問題解決のための融資に力を入れており、本債券の発行により調達された資金は全て、気候変動対策や再生可能エネルギーなどの環境関連プロジェクトへの融資のみに用いられる。

IFCは社会や環境への配慮を確認するための国際的な枠組みである「赤道原則」を策定するなど、社会的責任投資分野で主導的な役割を担い、貧困の削減や開発途上国における生活水準の向上に貢献している。


拡大するインパクト・インベストメント債券



このような社会貢献投資を目的に資金調達を行う債券は、インパクト・インベストメント債券あるいは社会貢献型債券と呼ばれ、経済的な利益を追求すると同時に、貧困や環境などの社会的課題の解決を目指す投資商品として、急速に関心が高まっている。2010年度9月末現在で、インパクト・インベストメント債券の累計販売額は約4330億円に達している。

野村證券は、こうした社会貢献型投資により、投資を通じて社会に貢献したいという個人投資家のニーズと、各国で社会的課題の解決を目的に進められているプロジェクトに対する資金需要の橋渡し役を担うことで、本業を通じた社会への貢献を推進していく。今後もこの理念にもとづき、環境問題や水・食糧問題、貧困問題を含めた多様な分野において、地球規模の社会的課題の解決に資する資金調達や金融商品の開発に継続的に取り組んでいく。


Word of power

投資を通じて社会に貢献したいという個人投資家のニーズと、各国で社会的課題の解決を目的に進められているプロジェクトに対する資金需要の橋渡し役を担う

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