vol.001 古川 由己
東京大学工学部社会基盤学科
ゾウのふんから紙?!
はじめまして。「ソーシャルビジネスモデル」に興味のある東京大学の古川由己(ゆうき)です。
皆さんは象のふんから紙が作られているのをご存知ですか?
僕が大学のゼミで出会ったのが『ぞうさんペーパー』。
スリランカには、住民が農地を開拓し、住家のなくなった象が人の住む領域に出てきて暴れるので住民は象を撃ち殺してしまう、といった問題があります。
そこで「象のふんから紙を作って売り、象を単なる害獣からビジネスパートナーにすることで、人間と象の対立を緩和する」という突拍子もない事例でした。
社会問題の解決とビジネスを結び付けることに可能性を感じたのはこの時です。
ソーシャルビジネスモデル
ソーシャルビジネスモデルとは、
社会問題解決に結びつくビジネス(ソーシャルビジネス)の儲けの仕組み(ビジネスモデル)のことを言います。
「ぞうさんペーパー」の例でいえば、象からフンを回収し、紙に加工し、製品に加工して販売するというプロセス全体のことを言います。
なぜ今ソーシャルビジネスモデルを取り上げるのでしょうか。
それは、社会起業が注目を集める一方で、しっかりとビジネスとして自立できているところがまだまだ少ないからです。
数々のソーシャルビジネスモデルを見ていく中で、ソーシャルビジネスを成り立たせるためのヒントを提供していければと思います。

Whose realはソーシャルビジネスを盛んにすることを目的にしています。
8つのコンテンツがある中で、6つは実際に活動されている方のインタビュー記事になっています。
生の声を聞くことで、考え方や熱意を伝えられるのではないかと考えているからです。
一方、このコンテンツは、現地の人の活動をモデル化して、ビジネスモデル構築のヒントにできるような形にして配信していきます。
ソーシャルビジネスをやりたいとは思っているのだけど、
具体的にどうしようか決まっていないという方、はじめてはみたものの、うまく黒字化できないで悩んでいらっしゃる方、ぜひ、このコンテンツをヒントとして自分のビジネスをよりよくしていってください。(そしてゆくゆくはこのコーナーで取り上げさせてください)
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Wrote 2009.10.19 | 次のインタービュー >>