vol.032 森 敏

株式会社 Organic Crew 代表取締役  URL:http://www.organiccrew.co.jp/index.html

1973年熊本県生まれ

調理師・フードコーディネーター、オーガニックコンシェルジュ・
オーガニックライフスタイリスト 
マキシム・ド・パリ株式会社、薬糧開発株式会社 退社後 

2008年7月株式会社Organic Crew設立 
2008年11月オーガニック商品専門店オンライン事業開始
2009年7月グリーンEXPOオーガニックフラワー出展

オーガニックの野菜はそれぞれの農家さんから預かった作品

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私はオーガニックを、もっと世の中に広め、浸透させたい気持ちが大前提としてあります。それは流通、生産、消費と色々なシーンがありますが、生活の中でオーガニックって言葉が自然に口に出せるように、
そんな社会にしていきたい気持ちがすごくあるんです。

しかし、生産者がいないとオーガニック食材の流通は起こらない。これは必然的なことなので、生産・流通・消費のこの三つを確立させるのが、私の使命だと感じ、事業を進めています。 2000年に有機JAS法ができて、2006年に有機農業推進法ができました。けれど農薬を使わない化学肥料を使わない、健全な野菜作りや花作りをされている人がいることは、まだまだ知られていない。もっというと、実際に消費されていない事実があるんです。有機農業推進法ができ、環境に配慮した農業への援護がなされるなか、有機農業へ転換される生産者が少しずつ増えてきています。 これをもっと流通させよう!と。わたしは農家さんと密接な関係を作り、畑(圃場)にいってコミュニケーションをとり、一人ひとりの生産者さんがこだわって作られた野菜を仕入れてます。オーガニックの野菜は、それぞれの農家さんから預かった大切な作品です。 その作品を消費者にどう伝えていくか、ただ無農薬ということじゃなくて、本当のオーガニックの持っている意味をもっともっとわかりやすく伝えたいのです。

いいものなら普通より少し高くても良いわ。と納得し、買う習慣

もともと私は調理師・フードコーディネーターで、
学生のときにイタリアやヨーロッパの専門学校で研修をしていました。
そこで「マルシェ」に出会ったのです。
それぞれの農家さんがこだわって作っているものを持ち寄り、自然にマルシェが生まれる。
もちろん全て、食べる人の健康を考えつくられた、農薬を使用していない品物。
いいものなら、普通より少し高くても良いわ。
と選んで買う習慣がヨーロッパにはもともとあるんです。
幼少の頃から生活の中で、親からもらう、自然との共生への、ものさしが備わっているのでしょう。
だらか、ヨーロッパではオーガニックの広まりもあたりまえのように早く、浸透しています。

"世の中が、なんだかおかしいぞ?"と気づき始めている人はたくさんいる

5歳の時に将来の夢はレストランって夢を掲げていて、自分でお店をやるときは、
こういう素材を使いたい、こういうお店にしたい,そこで気づいたこととかをずっと書き留めていたんです。
その中でも「オーガニック」というキーワードは日本だけじゃなく、
人が生きていくうえで必要なものだ、絶対にオーガニックは広がっていく!と感じたんです。

世間では"ストレス社会"などと、人が疲れ始めてきていて"世の中が、
なんだかおかしいぞ?"と気づき始めている人はたくさんいると思うんです。
だから、農業ビジネスが流行ったり、就農したい、
田舎暮らしが良い!という価値観が広まってきているのだと思います。

私の事業モデルは、"オーガニック界のavex"

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私の事業モデルは、
一言で言うと"オーガニック界のavex"です。
オーガニック界のエンターテイメントづくりを私は目指しています。
ひと昔まえ、世間でレコードを売っている時代、洋楽=日本人は耳にしないからわからない領域でした。
ジャケットだけでは魅力が伝わらない!どうしたらいいんだ!と、世界中にある音楽の魅力を、消費者にとってわかりやすく「これはこんな曲です」と説明を書きはじめて、
幅広い音楽の普及させていきました。
そんなavexの過去の歴史と、
消費者との一体感づくりにいつも学ばされます。

それと同じように、オーガニック=わからない、
オーガニックってなに?
高いんでしょ?と、固定概念をもってる人達にオーガニックを
わかりやすく魅せること、
目に見える形にすること、
聞かせること、
感じさせること、
味わってもらうこと、
オーガニックを五感で感じてもらう事ができれば、必然とオーガニックは広まっていく。
そう思ってます。

"好き"と"経営する"は全く別もの

私自身、オーガニックファン歴が約12年なのですが"好き"と"経営する"は全く別ものだなぁと痛感しています。
私−オーガニック=ゼロ。しかし経営者1年生として、やるべきことを毎日"経験させて頂いている"感じです。
困難な事があっても、やり続ける。今は、毎日が新鮮です。

個人的な性格としては、自分で考え、自分で悩み、自分で結論を出す人間なんです。
しかし歴史からは学ぶようにしています。
自然は循環していますが、政治も経済もお笑いも全て循環していると思うのですよ。
流行語もそうですし。"全部循環している"と考えているので、
必ず経験者、先人に学びます。他力本願です。笑)

もっと、みんなが自然に生きればいいのに!

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人が発した、不平不満は「天につばを」じゃないけれど、自分に必ず返ってくる。特に社会に対しての不満や納得いかないことなどはありませんが、そんなに急がなくていいのに、無理しなくていいのに、そんなにお金かけなくていいのに、そんなに作ってそんなに捨てて無駄だらけでは!と、この何年か、特に目についてきました。 もっと、みんなが自然に生きればいいのに!と強く思います。 デパ地下なんてすごいですよ。せっかくの有機野菜で作ったものでも、売れのこってバンバン捨てますから。ここまでして、いい値段つけて、ブランディングして、物を売る必要があるのかな。もっとシンプルでいいんじゃないかなって。 木を見て森を見ずですよね。ぎすぎすしている社会だからこそ、それを超える業、人としての本来の優しさがないといけないと思います。人はぶつかり合うし、ストレス持つし、強さを比較します。しかし人間って、手を差し伸べたり、声をかけたり、ほんの気遣い優しさがあるからこそ、社会は成り立つと思うし、社会があるからこそ、ビジネスが成り立つと思うので。優しくなろうよ!って感じですね。

ECOビジネスを展開する100社に選ばれた森さんのインタビュー記事: http://www.ecob100.com/entry/organic-crew.html

Word of power

私自身、オーガニックファン歴が約12年なのですが"好き"と"経営する"は全く別ものだなぁと痛感しています。私−オーガニック=ゼロ。しかし経営者1年生として、やるべきことを毎日"経験させて頂いている"感じです。

以上で森氏のインタビューを終了します。

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