vol.013 長谷部健 / Hasebe Ken

渋谷区議会議員/NPOグリーンバード代表  URL:http://www.hasebeken.net/

1972年
東京都渋谷区生まれ
1973年
1歳で青空保育「おひさまの会」に入る やんちゃし放題。日々、全裸で代々木公園を走り回る
1976年
短髪好きの祖母のお蔭で坊主頭人生のスタート
1978年
渋谷区立神宮前小学校に入学。6年間無欠席の皆勤賞。皆勤賞欲しさに風疹のまま登校し、 クラスメイト中に 風疹を伝染させ、自分は日曜日にしっかり寝て治す
1984年
渋谷区立原宿中学校に入学。バレーボール部に入り、東京の一部に名を轟かす
1987年
佼成学園高等学校に入学 高校にバレー部がなく、野球部に入部するがすぐに辞め、柔道部に転部し、黒帯を取得
1992年
専修大学商学部に入学オージーボールを始め、日本代表として海外遠征を経験
1996年
株式会社博報堂に入社 自分なりにバリバリ働く
2002年
株式会社博報堂を退職
2003年
NPO「green bird」を設立 渋谷区議会議員選挙当選 現在に至る

詳しくは→ 

【NPO グリーンバード】http://greenbird.jp/

【シブヤ大学】http://www.shibuya-univ.net/

【渋谷区議会】http://www.city.shibuya.tokyo.jp/
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こんにちは!! テトルの本村拓人です! ! 本号も引き続き渋谷区議会議員、長谷部健氏のインタビューをお送り致します。 毛沢東の言葉にこんな一言がある。 「批判はことが行われている時にすべきである。いつでも事がすんでから批判するくせをつけてはならぬ。」(大意) ソーシャルプロデュースにも勿論、世の中の2歩先、または1歩半先を見る力が必要不可欠であり、必然的にその先見性に即してとったアクションに対して批判は付きものだ。 長谷部氏がアウトプットを続けていくのも、もしかするとその批判に対する自分なりのコミュニケーション方法なのかも知れない。それは、長谷部氏からは批判に対する恐れよりも、中長期に掲げているビジョンをより明確に具現化し、人を、街をより楽しい街に変えていくこと生き甲斐と可能性を感じているように思う。 かつて、偉大な政治家でもある毛沢東が青年を制し、国家を発展させた時代があったが、21世紀は小さいなコミュニティを制した者が新たなカルチャーとルールを作る時代になりつつある。一人で戦う必要はない。きっとごく身近にあなたをサポートしてくれる同志がいるはずだ。 また、仲間を作る上でも長谷部氏が言う『スイッチ』の概念は非常に重要な要素となる。その『スイッチ』を自分の周りに設置していく事から始める事も私は大きな一歩だと感じる。それはおそらく、『ポイ捨てをやめる』、『自分の考えを発する』など日々の生活の中からも『スイッチ』になりえるモノは沢山あるはずだからだ。Think Big, Act Small!!

このメルマガの読者の中には、社会的に何かアクションを起こしたいと思っている方々が多かったりします。たとえば長谷部さんの様に行政からのアプローチをしようと考えている方々やサラリーマンとして活動している毎日に対して何か疑問を持っている方々だったりと・・・ただ、最初の一歩を踏み出せない。特に最初の一歩を踏み出せない大きな要因が、収入なんですね。

収入の面で言うと僕は、区議会議員をやっているから色々なことができている。もちろん手段として区議会議員を選んで色々と名詞を使って面白いこと仕掛けてっていうことが当然第一目的なのだけれども、安定して固定給があるからそれで家族は食えるわけさ。だからそれ以外で色々とチャレンジすることができる。区議会議員の拘束時間は議会とかで年間の三分の一だからさ。

でも議会活動でアウトプットをだすことも大切で、そこでこそ実現することもあるのね。たとえば委員会で、渋谷区の小中学校の給食をコンポスト化して、それを契約農場に実際に渡している事例があった。「それいいことじゃん」って思ったけど、もしそれをやるなら、その肥料を使って学校でもう一回野菜をつくって給食に戻した方がいいと思った。

全部が無理なら例えば毎年学校交代で、その肥料でニンジン作って、できたらニンジン堀りとか行ってさ。そうしたら自分の出した給食のゴミが帰ってくる。「これがリサイクルだよ」って教えることが出来る。というようなことを委員会で改善策として提案したらこれが通ったんだよね。公式の場で発言して、実際に実行することもあるんだってこのとき初めて思った。こういうことも起こりうるから、議会活動は大切な場だなと思う。

将来的なビジョンについて聞いてみたいと思います。ここまでおっしゃっていたのは、動きながら走りながら考えて物事をアウトプットしていますよね。今後のビジョンは何かお考えですか。

もちろん。もちろんというか結構ザックリとしたことだよ。世界平和もそうだし、あとたとえば、本『シブヤミライ手帖』(ハセベケン著)に書いたようなことは夢物語じゃなくて、わりと具体的な中長期的なビジョンなわけよ。渋谷にもっと緑があふれて、モラルの高い人達が集まって。それって、どうすれば暮らしやすい街になるかだと思うのね。それを具体的にどう落としていくかということの逆算はしているつもり。そのために今は色々スイッチをつくっている。

私個人の質問になってしまいますが、現在企業のCSRに対して興味を持っています。ただ、企業のCSRは生活者のニーズや主張に、まだまだ忠実に答えられていないと感じているんですね。それよりも企業からの視点で「とりあえずCSR」という形が多かったりすると思うんです。渋谷区議会議員としてマクロな視点でかまわないので、長谷部さんのお考えをお聞かせ下さい。

いつも言っているのは、企業がその商品をつくっていることをCSRにするべきだと思うわけ。だってそれが社会の役にたってるんだから。だからたとえばその製造過程で環境にいいことをもちろんすべきだし、フェアトレードだったらそれは採用するべきだし、その商品を作っていく課程でやることが一番のCSRだと思う。グリーンバードの場合は全くビジネス活動とは関係ないけどね。

Word of power

●議会活動でアウトプットをだすことも大切で、そこでこそ実現することもある
●企業がその商品をつくっていることをCSRにするべきだと思う
●渋谷にもっと緑があふれて、モラルの高い人達が集まって。それって、どうすれば暮らしやすい街になるかだと思う

長谷部氏のインタビュー(第六号)は以上になります。

次号からはNPOコンポジション代表、寺井元一氏のインタビューをお送り致します。
みなさま、お見逃しなく!!

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